【ムンバイ】民間鉄鋼会社としては国内最大の製造規模を有するJSW Steel Ltd(JSL)は、JFEホールディングスと協力してマハラシュトラ州に国内初の高付加価値電炉鋼製造施設(high value electric steel plant)を設ける。
エコノミック・タイムズが9月23日伝えたところによると、JSLのRajeev Pai財務担当重役(CFO)はこのほど以上の消息を明らかにした。新工場で生産された鋼材は変圧器(transformer)の製造等に用いられる。JSLはこのために自社総発行株式の14.99%をJFEにおよそ10億米ドルで売却している。 ○JSPL、鉄鋼プロジェクト2件にUS$98億投資
【ニューデリー】Jindal Steel and Power Ltd (JSPL)は、オリッサ州とジャールカンド州に各年産600万トンの2つの鉄鋼製造施設を設ける計画の一環として4万4000クロー(US$97.77億)を投資する。
ヒンドゥ・ビジネス・ラインが9月22日伝えたところによると、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)が21日主催したスチール・セミナーの会場で、JSPLのAnand Goel重役(MD補)は以上の消息を語った。それによると、オリッサ州Angulにおける2万3000クロー(US$51.11億)のプロジェクトは2011年までに稼働する予定だ。しかし依然として同州内における鉄鉱山の割り当てを待っている。
ジャールカンド州における2万1000クロー(US$46.66億)のプロジェクトについては小規模な鉄鉱山の割り当てを受けた。年産300万トンの第1期分は2012年半ばまでに稼働する。
Angulにおける5000エーカーとジャールカンド州における3000エーカーの用地買収は完了した。前者の金融アレンジは既に完了、後者もまもなく完了する見通しと言う。