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2010-09-22 ArtNo.43952
◆Airtel、Ericsson/Nokia/華為と3G設備契約
【ニューデリー】売り上げと契約者の数でインド最大の電話会社Bharti Airtelは、Ericsson/Nokia Siemens Networks/Huawei Technologies3社に第三世代(3G)移動体通信網の設置工事を発注した。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが9月20/21日伝えたところによると、これら3社には、合計13電信サークルにおける第三世代高速パケット接続(3G-HSPA:third generation, high speed packet access)の計画/設計/据え付け/保守が委ねられた。内訳はEricssonが7サークル、Nokia Siemens NetworksとHuawei Technologiesが各3サークル。契約価格は明らかにされていない。
スウェーデン企業Ericssonとフィンランドを拠点にするNokia Siemens Networksは2000年初以来、Bhartiのインド国内における通信網構築のパートナーを務めている。Bhartiはこれまでに、これらの企業と5件の主要なアウトソーシング契約を結んでいる。
○Bharti、携帯電話端末事業に参入
【ニューデリー】Bhartiグループ傘下のBeetelは19日、1750~7000ルピー(US$38-152)の価格帯の携帯電話端末8モデルを発売した。
ビジネス・スタンダードとファイナンシャル・エクスプレスが9月20日報じたところによると、Beetelは目下のところこれらの携帯電話端末の製造を社外に委託しているが、将来独自製造する可能性も否定しないと言う。いずれにしても1億4000万人以上の契約者を擁するインド最大の携帯電話サービス会社Bhartiが携帯電話端末ビジネスに進出したことで、NokiaやSamsung等の携帯電話メーカーは深刻な脅威に晒されるものと見られる。BhartiはアフリカのZain Telecom 買収を通じ、海外16カ国の携帯電話サービス市場にも足場を築いている。
○Telenor、合弁事業撤退の噂否定
【ニューデリー】他社が昨年こぞって採用した秒単位の料金徴収方式の潮流に乗らず、第三世代(3G)移動体通信周波数域入札にも参加せず独自の道をを歩むUninorは、3年内に金利税償却費控除前利益(EBIDTA:earnings before interest, depreciation, taxes and amortisation)を、また5年内にキャッシュ・フローを、それぞれ黒字に転換、2018年までにインド携帯電話市場の8%のシェアを占める計画だ。
ファイナンシャル・エクスプレスが9月21日伝えたところによると、世界第6位のテレコム企業Telenorと地元企業Unitech Wirelessの合弁に成るUninorは、13電信サークルにおけるサービスを提供、今年8月には220万人の新規加入者を獲得した。最近は、Telenorが合弁会社から手を引くとの噂が流れたが、UninorのRajiv Bawa上級副社長は同噂を否定した。
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