2010-09-17 ArtNo.43927
◆総理府、マルチ・ブランド小売り市場の開放を原則承認
【ニューデリー】総理府はマルチ・ブランド小売り業に対する外国直接投資(FDI)を原則的に承認した。
ファイナンシャル・エクスプレスが9月13日信頼できる筋の消息として報じたところによると、産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)が配布したコンサルテーション・ペーパーには、段階的にマルチ・ブランド小売市場を開放することが提案されており、大蔵省や消費者問題部(Department of Consumer Affairs)が既に同提案の支持を表明している。Sonia Gandhi統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)議長の承認を得たなら、内閣通達(Cabinet note)が発せられる見通しだ。
現在は、単一ブランド小売り事業に最大51%、キャッシュ&キャリー卸売りビジネスに100%の外資参入が認められているに過ぎない。Wal-Mart、Careffour、Tesco等はインド小売り市場への参入に大きな関心を寄せている。
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