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2010-09-13 ArtNo.43924
◆国民会議派、カシミール軍事特別法の解除見送り
【ニューデリー】カシミール渓谷における争乱が持続する中、10日夜7時に催された国民会議派中核グループ(CCG:Congress Core Group)の会議は、「軍事特別法(AFSPA:Armed Forces Special Powers Act)を解除しただけでは、カシミールの問題は解決せず、如何なる措置にしろ性急に行えば将来に深刻な影響を及ぼす恐れがある」との点で暗黙の合意を見たものの、AFSPAを解除するか否かに関して最終的な意見の一致を見ることはできなかった。
ザ・ヒンドゥーが9月11日報じたところによると、Manmohan Singh首相やSonia Gandhi国民会議派議長を含む党最高決定機関CCGは、AFSPAを修正するか、部分的に解除するよう求めるOmar Abdullah首席大臣の意見を討議した。政府内ではP. Chidambaram内相1人がこれを支持したにとどまり、A.K. Antony国防相は強く反対した。
消息筋によると会議出席者は、「中央政府は軍を敵に回すことはできない」と言う点ではほぼ意見の一致を見たようだ。
アブドラ首席大臣は、軍が駐屯していないSrinagar/Jammu/Samba/Ganderbal4県に対するAFSPAの適応を解除し、法と秩序を回復すべきであると主張した。会議ではまたAFSPA解除に反対する野党インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)の意見も配慮すべきことが確認された。
中央政府は、過去3ヶ月間に治安部隊により殺害された民間人69人の家族に対する補償、降伏した武装勢力メンバーの就業支援を含むリハビリテーション、逮捕した若者の釈放、投石訴訟の取り下げ等を含む、措置を検討していると言う。治安問題に関する内閣委員会は近く会議を催し、これらの問題に対する最終方針を決める見通しだ。
○スリナガルに1989年以来最大の争乱発生
【スリナガル】ジャム&カシミール州スリナガル(Srinagar)では11日、祝日の集団祈祷後、分離主義者らによる未曾有の争乱が発生、逆上した暴徒が警察署や政府ビルを襲撃した。
デカン・ヘラルドが9月11日伝えたところによると、カシミール渓谷の別の2つの町でも同様の争乱が生じた。HazratbalのSufi寺院における朝の祈祷後、分離主義者の指導者Mirwaiz Umar FarooqおよびYasin Malikに率いられる数千の群衆が市内をデモ行進するとともに、地方オフィス等に放火した。1989年以来の規模に拡大した争乱は収まる気配がない。
○夜間の外出を禁止、分離主義リーダーを扇動容疑で手配
【スリナガル】当局はカシミール州のスリナガルと他のタウンに夜間外出禁止令を敷くとともに、穏健派分離主義指導者Mirwaiz Umer Farooqを暴動扇動の容疑で手配した。
デカン・ヘラルドが9月12日報じたところによると、スリナガルとカシミール渓谷の他の6都市に12日、夜間外出禁止令が敷かれた。これは11日にこれらの地域に放火や争乱が発生したため。警察と中央警察予備隊(CRPF:Central Reserve Police Force)の人員数千人がこれらの地域に配置され、治安維持の任務についた。地元警察の幹部は、「穏健派Hurriyat(自由)グループのMirwaiz議長およびジャム&カシミール解放戦線(JKLF:Jammu and Kashmir Liberation Front)のMuhammad Yasin Malik議長に率いられる分離主義者のデモに続いて発生した大規模な暴動を鎮静させるためには、外出禁止令は避けられなかった」と語った。
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