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2010-09-13 ArtNo.43923
◆7月の工業生産成長率13.76%
【ニューデリー】製造業の力強い復調に支えられ、今年7月の工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production )の伸びは13.76%と、昨年同月の7.19%、および今年6月の5.76%(当初発表の7.1%から下方修正)を大きく上回った。
ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが9月11日、統計及び計画実施省(Ministry of Statistics and Programme Implementation)傘下の中央統計局(Central Statistical Organisation)が発表した暫定統計数字を引用し伝えたところによると、7月の製造業生産の伸びは15.01%(7.37%)と、前月の5.8%の伸び率の3倍を記録した(括弧内は昨年同期の数字、以下同様)。鉱業生産の伸びは今会計年度当初に比べれば鈍化傾向を見せているものの、依然二桁をわずかに下回る9.74%(8.74%)を記録、前月の8.5%を上回った。電力生産の伸びは3.7%(4.21%)と、引き続き振るわなかった。しかし前月の3.5%の伸びをわずかに上回った。
用途に基づき分類(use-based classification)した製造業各部門の伸び率は、資本財部門63%(1.7%)、基本材部門5.1%(4.7%)、耐久消費財部門22.1%(27.8%)、非耐久消費財部門0.5%と、産業部門の投資意欲を反映した資本財部門の好調が目立った反面、農村経済の健康状態を示す非耐久消費財部門は低調な伸びにとどまり、アナリストらは一抹の懸念を表明している。
全国産業分類(national industrial classification)主要17業種中12業種がプラス成長を記録した。運輸機器を除く機械・設備部門が49.4%と、最高の伸びを記録、以下、その他の製造業部門31.11%、運輸機器および同部品24.9%と続いた。
この結果、今年初4ヶ月(2010/47)のIIP成長率は11.4%と、昨年同期の4.7%を大きく上回った。内訳は製造業12.2%(4.1%)、鉱業10%(7.2%)、電力部門5.2%(5.4%)。
Pranab Mukherjee蔵相は、7月のIIP成長率発表後、今年通年のIIP成長率は12~13%に達すると予想、計画委員会(Planning Commission)のMontek Singh Ahluwalia副委員長はまた今会計年度の国内総生産(GDP)成長予想を8.5%から上方修正する可能性を示唆した。Ahluwalia氏によると、今年第1四半期のGDP成長率は8.8%と、昨年同期の6%を上回った。
しかし、一部のアナリストは、6月のIIP成長率が当初発表の7.1%から5.8%に大幅に下方修正されたことに注目、予想を遙かに上回った7月のIIP成長率も多少眉につばして見る必要があると指摘する。
いずれにしても中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は9月16日に四半期見直し報告書を発表する際、短期貸出金利(repo rate)と短期借入金利(reverse repo rate)をさらに上方修正するものと予想される。RBIは今年3月以来レポ・レートを100ベイシスポイント、逆レポ・レートを125ベイシスポイント、それぞれ引き上げている。
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