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1995-12-21 ArtNo.4392
◆＜星＞ＷＢＬ、２１％減益に関わらず業績改善報告
【シンガポール】ＷＢＬコープは95年9月末締め年度に前年(S$8.34億)比12％減の7億3270万Ｓドルの売上を計上、税引き利益も21.7％減の1660万Ｓドルにとどまったものの、不動産／レジャー部門を除く全ての中核業務の業績が改善したと発表した。
営業額及び利益の半ば以上を占める貿易／流通部門は22％の売上の伸びと、38％の税引き前利益の伸びを実現した。しかし技術／製造部門は、系列会社ウェンズ・タクラルの傘下に入ったマイクロ・コンピューター・ビジネスが除外されたため、売上が26％縮小したものの、2590万Ｓドルの損失から110万Ｓドルの税引き前黒字を回復した。不動産／レジャー部門の売上は59％下降、利益も71％縮小したが、ＷＢＬは目下国内、マレーシア、中国で進められているプロジェクトが今年度の業績に貢献するとしている。
地域別では北米業務が290万Ｓドルの税引き前黒字から390万Ｓドルの赤字に転落、シンガポール業務の利益は1080万Ｓドルと、3分の1に縮小した。しかし他のＡＳＥＡＮ地域のビジネスは顕著な改善を見た。また一部のビジネスの放棄に伴い590万Ｓドルの特別項目の損失が計上され、1株益は18.6セントから14.6セントに下降した。同社は現行年度には業績の改善が見られると予想している。(ST,BT,LZ:12/20)
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