【ムンバイ】Tata Steel Ltd(TSL)は、英国子会社のために銀行界と35億英ポンド、およそ54億米ドルの借款交渉を進めている。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが9月3/4日伝えたところによると、BNP Paribas SA、Credit Agricole CIB、HSBC Holdings Plc、Royal Bank of Scotland Group Plcを含む11行が返済期間5年の25億英ポンド貸付に応じるものと見られる。ブルームバーグは、関係取引に関わる匿名の筋の言として以上の消息を伝えた。
それによると、Citigroup Inc、Deutsche Bank AG、Standard Chartered Plc、ING Vysya Bank Ltdも貸付に応じる可能性がある。State Bank of Indiaは別途返済期間7年の10億英ポンドのローン・アレンジを引き受けるものと予想される。
TSLのKoushik Chatterjee財務担当重役(CFO)は去る8月12日、最大65億米ドルの長期借款のリファイナンスを行う計画を明らかにした。
TSLは129億米ドルでCorus Group Plcを買収するため、世界的金融危機が発生する直前の2007年に多額な借款を取り入れていた。