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2010-09-03 ArtNo.43876
◆環境省、Vedantaに設備の無断拡張の釈明要求
【ニューデリー】Vedantaグループがオリッサ州において直面する問題は、解決にはほど遠く、環境省は、環境認可を得ることなくアルミナ製錬施設と付属発電施設のキャパシティーを拡張した問題について2週間以内に釈明を求める通知(showcause notice)を同社に送付した。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月1/2日報じたところによると、環境省はその数日前には、同社のオリッサ州Niyamgiri Hillsにおける17億米ドルのボーキサイト採掘計画を環境規則違反を理由に棄却した。
Vedantaはオリッサ州における様々な鉱物製錬事業に約4万5000クロー(US$95.76億)を投資しているが、中央政府がOrissa Mining Corporationのボーキサイト採掘プロジェクトを棄却したことにより、Vedantaグループのアルミナ製錬事業が深刻な困難に直面することになった。インドと英国は、国境を跨ぐ両国投資家に対等の待遇を保証する15年契約を結んでいる。このため、英国籍のVedantaは、インド政府がボーキサイト採掘計画を棄却したことに対して法的対抗措置をとることも可能と見られる。しかしインド政府がVedanta側の違法行為をプロジェクト棄却の理由として掲げたことから、法的措置をとることも困難になったものと見られる。
一方、Vedanta Aluminium Limited (VAL)がオリッサ州南部Kalahandi県Lanjigarhに設けたアルミナ製錬施設は1日、100人余りの暴徒の襲撃を受け、オフィスの装備品が破壊された。拡張工事の中止で数千人の労働者が職を失ったことから、襲撃者には外部のもの以外に同社の拡張計画を請け負ったLarsen & Toubro(L&T)の契約労働者も含まれていたようだ。少数部族を中心にしたNiyamgiri Hills環境保護組織『Niyamgiri Suraksha Samiti』の活動家Subrat Kumar Sahu氏によると、L&Tは、Vedantaが工事中止を決めたため最早雇用を続けることはできなくなったと、5000人以上の契約労働者に解雇を通告したと言う。
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