2010-09-01 ArtNo.43862
◆パナソニック、US$3億投じブランド・イメージ確立目指す
【ムンバイ】Panasonic India Pvt Ltd(PIPL)は今後3年間におよそ3億米ドルを投じ、家電製品リーダーとしてのブランド・イメージを構築する。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが8月29日伝えたところによると、PIPLのManish Sharma営業部長は、3Dソリューション『camera to couch』発表会の会場で以上の計画を語った。それによると、これにはインド北部にテクノロジー・パークを開発することが含まれる。
PIPLはプラズマ及びLCDテレビジョン市場のリーダーで、360万ユニットのフラットTV市場の48%のシェアを占めているが、今後は冷蔵庫、エアコン、洗濯機市場のシェア拡大を図る。洗濯機市場のシェアは現在の5%から2年内に15%に引き上げる。
フラットTVの販売は前年比250%の成長を遂げており、消費者の反応は良好。同社は、市場開拓の重心を、メトロ(人口100万以上の都市)から2級、3級都市(tier II and III cities)にシフトする計画だ。
テクノ・パークの開発については、2ヶ月以内にハリヤナ州Gurgaonに用地を確保し、開発に着手する計画で、同パーク内にエアコンの製造施設を設ける。
PIPLは、売上げの15%前後をATL(above-the-line)及びBTL(below-the-line)広告活動に当て、現在110店存在する専門ショールームを40店増設する。またミドル・クラスに照準を合わせ新製品を開発する。
これらの措置により向こう数年二桁成長を維持することができると言う。
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