2010-08-30 ArtNo.43851
◆中核インフラ産業成長率、7月も3.9%にとどまる
【ニューデリー】中核インフラ産業6業種の2010年7月の成長率は低調な3.9%にとどまった。しかし昨年同期の3.2%、前月の3.4%を上回った。
ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月27/28日伝えたところによると、石油精製部門は7月に堅調な13.7%(-14.4%)の成長を記録した(括弧内は前年同期の数字)。精製マージンが上昇する中で、国内製油所の同月の稼働率は前年同期の96.8%から105.6%にアップした。同データには公共民間部門の19製油所が含まれているが、Reliance Industries Ltd(RIL)のJamnagar第2製油所は含まれていない。今年7月には原油生産も一層好調な15.8%(-0.4%)の伸びを記録、323万トンをマークした。ちなみに天然ガスの同月の生産量は前年同月比19.9%増の45億1000万立方メートルに達した。
しかし石炭生産の伸びは4.5%(10.5%)と、前年同期に比べ鈍化した。電力生産は前年並みの3.8%(3.8%)の伸びを見た。セメントの生産は、建設業の活動がスローダウンする中-0.2%(13.8%)の落ち込みを記録、鉄鋼完成品の生産も-0.9%(4%)の落ち込みを見た。
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