2010-08-30 ArtNo.43845
◆Maruti Suzuki、年産25万台の第3工場建設
【ニューデリー】Maruti Suzuki India Ltd(MSIL)は、インド国内の急増する需要に応じるため、1700クロー(US$3.62億)を投じ、ハリヤナ州Manesarの既存工場隣接地に年産能力25万台の第3工場を建設、年間生産量を150万台に拡大する。
デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが8月26/27日報じたところによると、MSILのR.C. Bhargava会長は26日以上の計画を明らかにした。
MSILの現在の年産能力はハリヤナ州Gurgaon工場が30万台、Manesar工場が70万台で、合計100万台。同社は今年初、2012年までにManesar工場隣接地に年産25万台の新工場を段階的に建設する計画を明らかにしていた。
Bhargava会長によると、第3工場のプロジェクト報告書は間もなく完成する予定で、取締役会の承認を待っている。次期取締役会会議は10月に開かれる。
強味とするA2小型車市場で他社との厳しい競争に直面しているMSILの今会計年度当初4ヶ月の市場シェアは昨年の53%から48%に後退した。世界的に景気が後退する中、自動車各社は設備拡張に慎重になっているが、同社は予想される需要増加に備え、キャパシティーを拡大する方針を決めたと言う。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが23日伝えたところでは、Bhargava会長は、2009-10年次報告の中で、製品の設計開発能力強化に重点的に投資する方針を明らかにするとともに、サプライヤーにもインド乗用車市場が5~6年内に2倍に拡大するのに備え、キャパシティーを拡大するよう呼びかけた。
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