【ニューデリー】インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)は、『自発的車輌燃費ラベリング・スキーム(scheme for voluntary fuel efficiency labeling for vehicles)』を導入する。SIAMメンバーは、同スキームの下、2010年10月1日から全てのモデルの燃料効率表示を義務づけられる。
デカン・ヘラルドとザ・ヒンドゥーが8月26/27日報じたところによると、SIAMが26日主催した年次会議の席上、SIAMのPawan Goenka会頭は以上の消息を語った。それによると、消費者は同スキームの下、各社の異なるカテゴリーのモデルの燃費を比較し、それぞれのニーズに応じたモデルを選択できる。これにより車輌の省エネ化も促進される。
当初消極的だった業界は、今では強制的燃料効率基準を受け入れる用意が有り、SIAMは政府に必須条件を公式に設定するよう提言した。国内の自動車メーカーは昨年から個々のモデルの燃費を自発的に表示しており、Arun Yadav重工業公共企業担当国務相は先々週の国会下院における書面による答弁の中で、政府が電力省の省エネルギー法(Energy Conservation Act of 2002)に基づき、燃料効率基準に関する通達を準備していることを明らかにした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが27日伝えたところでは、SIAMの年次会議の席上、Jairam Ramesh環境森林相は、「中央政府は、2002年省エネ法の下、近く自動車の燃料効率標準(fuel efficiency standards)を通達する」と語った。