2010-08-30 ArtNo.43842
◆Tata Capital、日本企業と債権管理会社設立
【チェンナイ】Tata Groupの金融サービス子会社Tata Capital Ltd(TCL)は東京拠点のキャピタル・サービシズ・ホールディング・コーポレーション(CSG:Capital Services Holding Corporation)と提携し、債権管理会社India Collections Management Pvt Ltd(ICMPL)を設立する。
ファイナンシャル・エクスプレスが8月26日伝えたところによると、ICMPLはインド国内の金融機関やその他の企業向けに債権の回収・管理サービスを提供する。
TCLとCSGは同合弁事業の戦略投資家を、世銀傘下の国際金融公社(IFC:International Finance Corporation)が金融投資家を、それぞれ務める。IFCは合弁事業に500万米ドル出資、20%のシェアを占める。ICMPLはマハラシュトラ州Mumbaiに本部オフィスを設け、その後他の都市にも進出する。
CSGは日本の他、タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、台湾、中国に拠点を設け、80億米ドルの資産を管理している。
○RIL、DE ShawとUS$8億インフラ基金創設協議
【ムンバイ】Reliance Industries Ltd(RIL)は、7億~8億米ドルのインフラストラクチャー・ファンドの設立を目指し、国際ヘッジ・ファンドDE Shawと提携交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが8月26日報じたところによると、両パートナーは未公開企業投資ファンドの他、炭素取引も手がける見通しだ。ちなみにRILのMukesh Ambani会長は、DE Shaw Indiaの取締役会に名を連ねている。
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