【ニューデリー】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)は13日、資産規模(asset size)100クロー(US$2174万)以上の中核投資会社(CIC:core investment company)に対し、中央銀行に登録を義務づける通達を行った。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが8月13/14日報じたところによると、中核投資会社とは、取引のためではなく、グループ企業を掌握管理する目的で傘下企業の株式/優先株/社債/ローンを保持し、この種の投資が全資産の90%以上を占める非銀行金融機関(non-banking finance company)の一種。
RBIのガイドラインの下、この種の企業は、調整後の自己資本をリスク加重資産及びオフバランスシート項目リスク調整値のそれぞれ30%以上に、外部借入は調整後自己資本の2.5倍以内に、維持せねばならない。
業界筋によると、少なからぬ大企業はこれにより、借入に困難が生じ、組織の再編を強いられるものと見られる。