2010-08-13 ArtNo.43776
◆後継者はプロ・パルシーでもアンチでもない:タタ会長
【ムンバイ】タタ・グループ新会長人事の行方に注目が寄せられる中、Ratan Tata会長は9日、「パルシー(Parsi:ペルシア系ゾロアスター教徒)のみがタタ・グループ総帥の座に就くことができる」とのマスコミの憶測を否定、「タタ・グループはインディアン・グループであり、パルシー・グループと見なされるべきではない。自分の後継者はプロ・パルシーでもなければ、アンチ・パルシーでもない最適な人材でなければならない」と語った。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが8月10日報じたところによると、Tata Chemicals年次総会後記者会見したタタ会長は、「その実、後継者選考委員会を設けることは、10年前に提案されたもので、選考基準は自分が定めた」と述べるとともに、「メディアは多くの不必要な憶測を報じている」と指摘した。
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