SEAnews 1995-12-20 ArtNo.4377

【クアラルンプル】ヒューレット・パッカード・セールス(M)Sdn Bhd(HPSM)の今年の営業額は1億6000万米ドルに達し、コンピュータ、プリンタ、ソフトウェアの売上が全体の75％を占め、修理、アフター・サービス、医療製品等の営業額が残りを占める見通しだ。
ＨＰＳＭ幹部が18日催された公認サービス・センター(ASC)の代理契約調印式後語ったところによると、同社の製品はインクジェット・プリンタ市場で33％、レーザー・プリンタ市場で82％のシェアを占めている。これまでにマレーシア国内46カ所にＡＳＣを設立した同社の明年の営業額は2億米ドルを突破する見通しだ。同社は今後ホーム・コンピューター市場の開拓を目指すとともに、カラー・コピヤの販売許可を当局に申請している。
一方、ＨＰＳＭは先週“ＨＰネットサーバーＬＣサービシズ”にペンティアム75ＭＨｚ(ﾒｶﾞﾍﾙﾂ)及び同133ＭＨｚプロセッサー・ベースの新モデルを加えた。エントリー・レベルのサーバーにペンティアム133ＭＨｚプロセッサーとＰＣＩバスを導入するのは同社が最初のケースで、いずれのモデルも、ＰＣＩ技術、ＨＰネットサーバー・ナビゲーター、ブータブルＣＤ－ＲＯＭを装備している。ＨＰネットサーバーＬＣサービシズは中小規模のワーク・グループやリモート・オフィスのファイル／印刷／ワークグループ・アプリケーション用にデザインされたもので、5／75ＬＣモデルには16ＭＢ(ﾒｶﾞﾊﾞｲﾄ)ＲＡＭが、5／133ＬＣモデルには32ＭＢ－ＲＡＭが標準装備され、いずれも192ＭＢ－ＲＡＭまで拡張できる。両モデルは共に4倍速のＣＤ－ＲＯＭドライブ付きで、小売価格(予想)は5／75ＬＣモデルが9673～1万1945Ｍドル、5／133ＬＣモデルが1万7558～1万9831Ｍドル。ＨＰＳＭはまたペンティアム75ＭＨｚ／100ＭＨｚ／デュアル100ＭＨｚプロセッサー・ベースの次世代ＰＣＩネットワーク・サーバー“ネットサーバーＬＨサービシズ”を来年第1四半期に市場に投入する。ホットスワップ・ディスク・サブシステムとネットサーバー・ナビゲーター付きの同製品の価格は1万2227Ｍドルに設定される予定だ。(STAR:.LZ:12/19)