2010-08-11 ArtNo.43767
◆Steel Exchange、ミニ総合製鉄所開所
【ヴィシャカパトナム】Vizag Profiles Limited(VPL)傘下のSteel Exchange India Ltd(SEIL)は、アンドラプラデシュ州Vizianagaram県Kothavalasa近郊Sreerampuram村に300クロー(US$6522万)を投じて設けた総合的なミニ製鉄所を8日、D.Purandeswari人的資源担当国務相の立ち会いの下、オープンした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月8/9日、SEILのB. Satish Kumar重役(MD)の言を引用し、報じたところによると、SEILは経営難の海綿鉄メーカーGSAL India Ltdを150クロー(US$3261万)で買収、さらに150クローを投じて総合的鉄鋼プラントに変身させた。
鉄筋(rebar:reinforcing bar)年産30万トンの圧延施設、鋼片(billet)年産25万トンの鉄鋼溶解設備(steel melting shop)を既に設置、今後さらに60MW(メガワット)の廃熱利用発電施設を増設する。最終的コストは325クロー(US$7065万)で、内100クロー(US$2174万)は自己資本、残りは借入で賄う。今後ペレット製造施設や年産70万トンの高炉、酸素転炉(oxygen furnace)、アーク炉(electric arc furnace)も増設する予定。これに伴い現在700クロー(US$1.52億)の年商は2015年までに4000クロー(US$8.70億)に拡大する見通しだ。目下グループはアンドラプラデシュ州でSimhadri TMT商標の加工熱処理(TMT:thermo mechanically treated)棒鋼を販売しているが、今後は同じ商標で鉄筋も販売すると言う。
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