2010-08-06 ArtNo.43740
◆Tata Capital/みずほ証券、新投資ファンド設置
【ムンバイ】タタ・グループ傘下のTata Capitalは3日、シンガポール子会社Tata Capital Pte Ltdを通じ、みずほ証券と提携、アジア各地で5億~10億米ドルの資金を調達、プライベート・エクイティー・ファンド(未公開株投資基金)を組成する有限責任事業組合協定を結んだと発表した。
ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが8月4日報じたところによると、当面5億米ドルを調達する。このうち20~25%はインドで調達、残りはみずほ証券のネットワークを梃子に、日本、東アジア、西アジア、その他のアジア太平洋地域で調達する。調達した資金はインドの非上場企業に投資すると言う。
○StanChartインド営業益、世界最高マーク
【ムンバイ】Standard Chartered Bank(SCB)の今年上半期(2010/1-6)のインドにおける税引き前営業利益は6億2400万米ドルと、世界の他の如何なる地域の同行営業益を上回る最高をマークした。また昨年同期の5億2600万米ドルを19%上回った。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月5日、SCBのボンベイ証券取引所(BSE)への報告を引用し伝えたところによると、上半期営業額も10億1100万米ドルと、初めて10億米ドルの大台を突破、同行は1株当たり23セント、1インド預託証券(IDR:Indian Depository Receipt)当たり2.3セントの配当を決めた。
○全国直物取引所、金の電子取引開始
【コルカタ】全国直物取引所(NSEL:National Spot Exchange Ltd)は、シュリー・ガネーシャ・ジュエリー・ハウス(SGJHL:Shree Ganesh Jewellery House Ltd)と提携し、『Gajagold』商標の金の延べ棒や金貨の電子取引を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月2日報じたところでは、電子取引は8月2日から開始され、純度0.995%のロンドン市場受渡適合品(London Goods Delivery Bar)が最低1キロ単位で取引される。全国各地から注文でき、西ベンガル州の19県内であれば1営業日以内に引き渡される。
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