1995-12-20 ArtNo.4373
◆<星>GPバッテリー、セル式電話用蓄電池の製造開始
【シンガポール】シンガポール証取(SES)メインボード上場のGPバッテリーズ・インターナショナル(GPBI)はセル式電話用蓄電池の製造を開始するとともに、1997年末までに世界市場の8%のシェアを占めることを目指している。
GPBIのアンドリュー・ン重役(CEO)が18日語ったところによると、日本を除けばレーザー・シールド・プリズマティック・バッテリーの製造を手掛けるのは同社が最初と見られる。現在世界の蓄電池市場の10%がこの種のバッテリーで占められている。同社が向こう2年間に同市場で8%のシェアを握るには毎年その製造規模を倍増させる必要がある。9月末締め半期の同社純益は昨年同期比10.5%増の1118万Sドル、営業額は9.8%増の1億5300万Sドル、1株益は10.5%増の14.1セントだった。
電子製品、ケーブル、ハーネスの製造を手掛け、やはりSESメインボードに上場している姉妹会社のGPEインダストリーズ(GPEI)は、同期に26.8%増の567万Sドルの純益と32.5%増、8650万Sドルの営業額を上げた。同社の1株益は26.8%増の3.78セント、1株当たり純有形資産は14.8%増の23.3セントだった。 両社は香港証取上場のゴールド・ピーク・グループの子会社で、共に下半期にも上半期同様の好調が持続すると予想している。(ST,BT:12/19)
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