【ニューデリー】インド政府は中国や日本を含む7カ国から輸入される玩具や接着剤原料の化学品、ポリ塩化ビニール・ペースト樹脂(Poly Vinyl Chloride Paste Resin)にトン当たり89.18~608.57米ドルの反ダンピング税を課した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとファイナンシャ・エクスプレスが7月28日、大蔵省歳入部の発表を引用し伝えたところによると、商工省傘下の反ダンピング税・関連税総局(DGAD:Directorate General of anti-dumping and allied duties)は、日本、韓国、マレーシア、ロシア、台湾、中国、タイから輸入される低価格なPVCペースト樹脂により、国内産業が打撃を受けていると判断、2011年1月25日までの間反ダンピング税を課すことを提案した。これら7カ国からのPVCペースト樹脂の輸入量は2005-06年の3636トンから2008-09年の1万9020トンに増加している。