2010-08-02 ArtNo.43717
◆US$100億インフラ債券基金は呼び水:計画委員会
【バンガロール】Housing Development Finance Corporation(HDFC)のDeepak Parekh会長に率いられる15人委員会は、100億米ドル・インド・インフラストラクチャー債券基金(IIDF:India Infrastructure Debt Fund)創設計画に関する調査報告を既に政府に提出済みで、大蔵省と計画委員会(Planning Commission)が目下、同報告書に検討を加えている。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが7月31日報じたところによると、計画委員会のMontek Singh Ahluwalia副議長は30日催されたバンガロール商工会議所(BCIC:Bangalore Chamber of Industry & Commerce )の会議に出席した際以上の消息を語った。それによると、インフラ産業が抱える資金問題は、IIDFを創設しただけでは解決しないが、IIDFが軌道に乗れば、同様のファンドが続々創設される見通しと言う。(SEAnews:2010-02-12参照)
○US$9億パンジャブ道路事業を突貫建設
【チャンディガル】パンジャブ州政府と全国幹線道路局(NHAI:National Highways Authority of India)は7月27日、2750クロー(US$5.85億)を投じて建設するハリヤナ州Panipatとパンジャブ州Jalandharを結ぶ6車線ハイウェイを巡り、ビジネス都市ルディアナ(Ludhiana)にインターチェンジ(出入路)を設けることと、2011年6月の完工を目指すことで合意した。
ファイナンシャル・エクスプレスが7月28日伝えたところによると、パンジャブ州のSukhbir Singh Badal副首席大臣とNHAIのBirjeshwar Singh会長は、この日の会合で、上記を含むパンジャブ州における総額4225クロー(US$8.99億)の道路プロジェクト4件全てを突貫方式で早期に完工させることでも意見の一致を見た。
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