2010-07-26 ArtNo.43678
◆企業動静:電子産業
○ソニー、ケララ州におけるトップ・ブランドの座目指す
【コーチ】Sony Indiaはケララ州におけるOnamの祝日期間に売上げ100クロー(US$2128万)を実現、同州における耐久消費財トップ・ブランドの座獲得を目指す。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが7月21/22日伝えたところによると、Sony IndiaのSunil Nayyar重役(営業担当上級GM)はこのほど以上の計画を明らかにした。Onam期間だけで広告費に5.5クロー(US$117万)を投じ、Bravia LCDテレビジョン、サイバー・ショット・カメラ、ホーム・シアター・システム等の販促に力を入れ、以上の目標を達成すると言う。
○Akai、インド消費者用電子製品市場にカムバック
【ニューデリー】エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが7月21日報じたところによると、1990年台に低価格のテレビジョン・セットをインド市場に紹介した日本の消費者用電子製品ブランドAkaiが、TVセットから電子レンジまで幅広い製品とともに、インド市場にカムバックした。
インド、スリランカ、バングラデシュ、ネパールにおけるAkaiブランドの独占使用権を取得したPranay Dhabhai氏に率いられるGlobal Brands Enterprise Solutionsは、東南アジア工場からの輸入や、相手先商標製造(OEM)契約に基づくインド国内におけるソーシングを通じてAkai製品を販売する。同社は同時に中国Hair製電子レンジやモジュラー・キッチンの販売も手がける。
○Wynn Telecom、HP州に携帯端末製造施設
【チャンディガル】年商2500クロー(US$5,32億)のSAR Groupに属するWynn Telecomは270クロー(US$5746万)を投じヒマチャルプラデシュ州Gagretに携帯電話端末の製造施設を設ける。
ファイナンシャル・エクスプレスとビジネス・スタンダードが7月22日伝えたところでは、Wynn Telecomの共同創設者Arvind Vohra重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。新工場は2011年末までに稼働、月間100万ユニットを製造する。免税待遇やその他の優遇条件を配慮し、丘陵地のHP州に工場を設ける方針を決めたと言う。
○LG、グリーン技術用いインド工場を再編
【ニューデリー】LG Electronicsは、①省エネ、②スマート、③低カロリー/減量の3つのパレメータをベースにした生産ラインの再編を進めており、これにより生産コストそのものも10%以上カットされる。
ビジネス・スタンダードが7月22日報じたところによると、LG in IndiaのMoon B Shin重役(MD)はこのほど以上の消息を明らかにした。
それによると、新システムの下で製造される製品のエネルギー消費量は22~30%カットされる。こうした製品には、例えばインターネット対応TV等のようなスマート技術が採用される。またユーザーのカロリー燃焼量を増す冷蔵庫、あるいは体重コントロール機能を果たすTVセットもオファーされる。これらの製品は来年から続々、インド市場に投入されると言う。
○RIL、国産タブレットPCメーカーと出資交渉
【ムンバイ】Reliance Industries Ltd(RIL)は、Apple社のiPadに対抗する国産タブレットPCを開発、販売しているアンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のNotion Inkへの出資交渉を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月21日伝えたところでは、RILは支配権益取得も検討しているもよう。Notion Ink社製タブレットPC『Adam』は今年内に世界市場に投入される見通しだ。
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