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India Front Line Report
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2010-07-21 ArtNo.43670
◆企業動静:自動車
○Bajaj Auto、ULCCからピックアップに重心シフト?
【ムンバイ】公式の発表はなされていないが、Bajaj Auto Ltd(BAL)は、ウルトラ・ロー・コスト(ULC:ultra-low cost)カーの開発よりも、Tata AceやMahindra Maxximoの類の四輪ピックアップの開発を優先するものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月19日伝えたところでは、ULCカー・プロジェクトに関しては当初、BAL、Renault-Nissanの50:25:25の合弁で進められるはずだったが、出資の伴わない製造/マーケッティング分業に転換された。この結果グローバル・カーメーカーらの間で広く行われているように、3社は単にプラットフォームを共有し、Renault-Nissanはそれ自身のモデルをそれ自身の商標とマーケッティング戦略に基づき販売、BALもそれ自身のカー・モデルをそれ自身の小売り網を通じて販売するものと見られる。
○Tata Motors、Nano3-4%値上げ
【ムンバイ】Tata Motors Ltd(TML)は、超低価格車Nanoの最初の10万台を販売した後、3~4%値上げする方針だ。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが7月16/17日報じたところによると、既に予約注文を行った顧客に関しては2009年3月23日に発表された当時の価格でNanoを手に入れることができる。
○GM、上海汽車製カー/LCVをインド市場に投入
【ムンバイ】General Motors India Ltd(GMIL)は今後2年内にパートナーの上海汽車工業(集団)総公司(SAIC:Shanghai Automotive Industry Corporation)の乗用車(car)3モデルと軽商用車(LCV)2モデルを、インド市場に紹介する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月17日伝えたところによると、GMILのKarl Slym社長兼MDは同紙に以上の消息を語った。それによると、乗用車はマハラシュトラ州Talegaonの新工場で、LCVはグジャラート州Halolの従来の工場で製造される。
Slym氏は具体的モデルに言及しなかったが、SAICの多目的車Sunshineが、同カテゴリーのトップセラー、Toyota Innova(80万-120万)やMahindra Xylo(65万-90万ルピー)と競争することになりそうだ。観測筋によると、サブ50万ルピー(US$1.09万)台の価格が実現できれば、顧客の大きな部分を奪うことも可能と言う。
○Fiat、US$6500コンパクト・カー近く発売
【ニューデリー】Fiat Indiaは16日、30万~40万ルピー(US$6500-8700)のコンパクト・カーをインド市場に投入する計画を明らかにした。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが7月16/17日報じたところでは、恐らく1000ccクラスのガソリン・エンジン及びディーゼル・エンジンを搭載した新モデルが2012年までに発売され、Hyundai Santro、Maruti Suzuki A-Star、Chevrolet Spark等と、A2小型車市場のシェアを競うものと見られる。
この日、同社は1300ccのマルチ・ジェット・ディーゼル・エンジンを搭載したプレミアム・ハッチバック、Grande Puntoをお披露目した。デリーにおける店頭価格は67万9000ルピー(US$1.48万)。
○ベンツ、スーパー・スポーツ・カーお披露目
【ニューデリー】Mercedes-Benzは16日、価格2000万~2500万ルピー(US$43.48万-54.35万)、最高時速317キロ、6200ccエンジン搭載のスーパー・スポーツ・カー、SLS AMGをお披露目した。
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