○オマーンとUS$1億投資基金設立
【ニューデリー】デカン・ヘラルドとファイナンシャル・エクスプレスが7月14/15日伝えたところでは、インド最大の商業銀行、国営State Bank of India (SBI)とオマーンの国家一般準備基金(SGRFO:State General Reserve Fund of Oman)は14日、共同で当初1億米ドルの投資基金を設立する契約を結んだ。SBIとSGRFOが等しい額を拠出する当該ファンドは最終的に15億米ドルまで拡大され、当面はインド国内に限り、あらゆる領域の事業に出資する。 ○インディアン米国預託証券1週間にUS$50億減価
【ニューヨーク】インド企業16社がニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダックに上場している米国預託証券(ADR)の時価総額は、先週50億米ドル縮小、先導役を務める情報技術(IT)企業Infosys Technologies至っては、33億米ドルに24億米ドル減少した。しかし、Tata Motors、Tata Communications Ltd、Sify Technologies3社のADRは値上がりした。 ○第1四半期の新規投資27%ダウン
【ニューデリー】エコノミック・タイムズが7月18日報じたところでは、今年第1四半期(2010/4-6)の新規プロジェクト投資は、2293件、14万7457クロー(US$320.57億)と、昨年同期の2431件、20万1671クロー(US$438.43億)に比べ5万クロー(US$108.7億)減少した。
オンライン・データベース『Projects Today』の報告によると、第1四半期の新規投資の減少には主に、燃料コストの上昇、非食品製造品目の値上がり、政府認可の遅れ、大型プロジェクトの不在が影響しているものと見られる。 ○インド株、欧/星で人気、日香米では不人気
【ニューデリー】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月18日報じたところでは、インド系上場投資信託(ETF:Exchange-Traded Fund)は米国、香港、日本の証券取引所では、今年上半期(2010/1-6)に売り超過、欧州とシンガポールの市場では買い超過を記録、2009年を通じたパターンが維持された。 ○国連、ムケシュ氏をミレニアム開発目標主唱団メンバーに
【ニューデリー】エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが7月18/19日伝えたところでは、Reliance Industries Ltd(RIL)のMukesh Ambani会長は、インド人としてただ一人、国連ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)の各目標の履行を促進する上で優れたリーダーシップを発揮している著名人グループ、「MDGアドボカシー・グループ」のメンバーに選ばれた。 ○EU、年初4ヶ月の対インド輸出28%アップ
【ブリュッセル】エコノミック・タイムズが7月16日報じたところでは、欧州連合(EU)の今年初4ヶ月(2010/1-4)の対インド輸出は106億ユーロ(US$130億)と、昨年同期の83億ユーロに比べ28%増加した。
インドの対EU輸出は同期に91億ユーロから107億ユーロに18%増加した。EUの主要貿易相手国向け輸出の大部分が同期にプラス成長を記録、ブラジル向けは46%、中国向けは43%、トルコ向けは40%、それぞれアップした。しかし対米輸出は10%下降した。輸入はロシアが40%、インドが18%、トルコが15%、それぞれ増加した。インドの対EU外国直接投資は2007年の10億ユーロから2008年の37億ユーロに激増した反面、EUの対インド直接投資は2007年の40億ユーロから2008年の33億ユーロに減少した。