○SRL、Piramal診断サービス部門の買収協議
【ニューデリー】エコノミック・タイムズが7月12日報じたところによると、医療診断サービス・チェーン、Super Religare LaboratoriesはPiramal Healthcareの診断サービス部門Piramal Diagnosticsの買収を図っている。今週中にも関係発表が行われる可能性があり、買収価格は最大800クロー(US$1.74億)に達するものと予想される。 ○Fortis/Ficci、保険会社のキャッシュレス医療撤退を非難
【ニューデリー】ビジネス・スタンダードが7月12日伝えたところでは、公共部門保険会社が保険契約者に提供していたキャッシュレス医療の便宜を突然取り消したことに、指導的ヘルスケア・チェーンのFortisやインド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)が批判している。
公共部門の保険会社は、医療機関が法外な医療費を請求するケースが頻発したことからこの種のサービスを停止したが、FICCIや収入の大きな部分を医療保険を通じた医療費の決済ビジネスから得ているFortisは、「金融契約の主要コンポーネントを、十分な説明もなく取り消すのは、公正に欠ける。また民間保険会社が提供しているサービスを公共部門保険会社が撤回することには合理性もない」と指摘している。一方、医療機関は、医療費構造に問題があるのではなく、保険会社が提供する医療保険パッケージに問題があると述べている。 ○Apollo Hospitals、非中核ビジネス2社のパートナー物色
【チェンナイ】エコノミック・タイムズが7月12日報じたところでは、事業再編計画の下、病院/医院/薬局/医学教育/ヘルスケアBPO(business process outsourcing)を中核ビジネスに据えたヘルスケア・チェーンApollo Hospitalsは、非中核ビジネス2部門①Apollo Wellnessと②Apollo Highwayのパートナーを物色している。
Apollo Wellnessは芳香療法やプラニック・ヒーリング/ヨガ/瞑想等の伝統的強壮療法をベースにしたヘルスケア・センターを経営している。保健関連のデータベースを管理するウェブ・ポータル、Apollo Highwayは、医師/病院/薬局等に奉仕していると言う。