【ニューデリー】インド政府は1万クロー(US$21.74億)のベンチャー・キャピタル・ファンドを創設し、国内創薬事業を振興する計画だ。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月12日報じたところによると、製薬局(DOP:Department of Pharmaceuticals)とインド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)が11日共催した生物製剤全国会議(National Convention on Biopharma)の会場で、DOPのAshok Kumar次官は以上の消息を語った。それによると、DOPは、公共民間協力(PPP:public private partnership)コンセプトに基づき創薬VC基金を創設する。このため近くコンサルタント指名入札を募集する。2011-12年までに先ず3000クロー(US$6.52億)の基金を設け、その後2015年までに基金規模を徐々に1万クローに拡大する。同基金は独立の資産管理会社の経営に委ねる。DOPは、全国公共金融政策研究所(NIPFP:National Institute of Public Finance and Policy )の助言の下、基金創設計画を立案するエージェントを選考すると言う。