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India Front Line Report
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2010-07-14 ArtNo.43640
◆企業動静:自動車
○Tata Motors、JLRとエンジン/車輌を共同開発
【ムンバイ】デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレスが7月11/12日報じたところによると、Tata Motors Ltd(TML)は、Jaguar Land Rover (JLR)を23億米ドルで買収して2年を経た今、コスト面の利益と協働効果を最大限に実現する狙いからJLRと、エンジン、車輌、プラットフォームの共同開発に乗り出した。
○インド日産、GM元幹部を副財務主任に
【ムンバイ】エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが7月12/13日伝えたところでは、Nissan Motor India Pvt Ltd (NMIPL)は12日、General Motors IndiaのSunil Rekhi元財務主任(CFO:chief financial officer)を副CFOに指名した。
Rekhi氏はNMIPL及びRenault-Nissan Automotive India Pvt Ltd (RNAIPL)のRichard Ito財務主任(CFO)を補佐する。
○Volkswagenの新セダン投入で競争過熱
【ニューデリー】エコノミック・タイムズが7月11日報じたところでは、数年前にセダンPassatがインド市場にお目見えした時、Volkswagenのインドにおける将来を予想したものはなかった。しかしマハラシュトラ州Puneに大規模な製造工場を設け、今年Poloを発売した同社は、アグレッシブな広告キャンペーンを展開、大衆車としてのブランド・イメージの普及に乗り出した。今月お披露目したPoloのセダン・バージョンVolkswagen Ventoは今年第4四半期の発売が予定されており、Volkswagenはインド自動車市場におけるプレゼンスを着実に拡大しつつある。
○輸入ラジアル・タイヤの洪水も
【ムンバイ】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月11日伝えたところによると、ラジアル・トラック・タイヤの輸入規制が解除されたことから中国、韓国、日本からリプレースメント及びOEM市場へのラジアル・タイヤの大量流入が間もなくスタートする見通しだ。
昨年11月にラジアル・トラック・タイヤの輸入を禁止したインド政府は、今年5月に解除した。全インド・タイヤ販売業者連盟(AITDF:All-India Tyre Dealer Federation)によれば、リプレースメント市場では約130万本の中・大型商用車タイヤが販売されており、ラジアル・トラック・タイヤの月間輸入量は20万本の大台に間もなく乗る見通しだ。
○Bajaj、Discoverの成功梃子にトップの座目指す
【ムンバイ】ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月7/8日報じたところでは、地場二輪車メーカーBajaj Auto Ltd(BAL)は、Discoverブランドの成功を梃子に、マーケット・リーダーHero Hondaを追い越し、モーターサイクル市場トップの座を窺う構えだ。
BALの2010年3月期四半期のモーターサイクル市場シェアは、33%と、Hero Hondaの47%に迫りつつある。BALのS Sridhar社長(モーターサイクル)によると、2010年3月のDiscoverの販売台数は前年同月の2万4293台から10万9000台に激増、Discover 150 ccモデルの全国規模の販売がなされれば、一層の売上げ増が見込めると言う。
○ハーレー、第1店舗オープン
【ハイデラバード】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月10日伝えたところでは、米国拠点のクルーザー・バイク・メーカーが完全出資するHarley-Davidson Indiaは9日、アンドラプラデシュ州Hyderabadに同社としてはインド初のショー・ルームをオープンした。2週間以内にチャンディガルとニューデリーに、そして今年末までにマハラシュトラ州Mumbaiとカルナタカ州Bangaloreに、都合4店を増設する計画と言う。
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