○Posco、マハラシュトラ州事業にUS$2億追加投資
【ムンバイ】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月4日報じたところによると、韓国の鉄鋼メジャーPoscoはマハラシュトラ州Raigad県におけるプロジェクトに1000クロー(US$2.174億)を追加投資し、新たに3つのユニットを設ける計画だ。内1つは国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)と合弁の特殊鋼製造施設。Poscoはマハラシュトラ工業開発公社(MIDC:Maharashtra Industrial Development Corporation)との2年にわたる協議の末、今年3月にRaigad県Vile Bhagadに最初のユニットを設ける計画に着手した。Poscoは同プロジェクトに4000クロー(US$8.7億)を投資する。(SEAnews2009-02-11号参照) ○Posco、オリッサ州住民3千世帯に補償提供か
【ブーバネスワル】エコノミック・タイムズ、ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが7月3/4/5日伝えたところでは、Posco Indiaはオリッサ州Paradip付近における年産1200万トンの鉄鋼プロジェクトを巡り、同プロジェクトの影響を受ける6ヶ村およそ3000世帯の住民にリハビリテーション・パッケージをオファーする見通しだ。これは最近実行された社会経済調査に伴うもので、調査結果は3日オリッサ州首席大臣オフィスに提出された。同地の森林の所有者は952人で立木の価値は3.82クロー(US$83万)と評価された。社会復帰周辺開発諮問委員会(RPDAC:rehabilitation and peripheral development advisory committee)は今週中にも会議を催し、補償問題を協議する。 ○NMDC、Sponge Iron社を合併
【ハイデラバード】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月2日報じたところでは、国営鉱山会社National Mineral Development Corporation Ltd(NMDC)は1日、Sponge Iron India Ltd (SIIL)を吸収合併した。これは法人問題省(Ministry of Corporate Affairs)の今年1月18日の指示に基づくもの。 ○K州、ArcelorMittalに優先的に鉱業ラインセンス付与
【バンガロール】ビジネス・スタンダードが7月1日伝えたところによると、カルナタカ州政府は1ヶ月前に覚書を交換した鉄鋼メーカー53社の中でArcelorMittalに優先的に鉄鉱山のリース権を認めるものと見られる。仮に全てが州政府の計画通り進めば、ArcelorMittalは、同州Bellary県Ramanadurga地区の521エーカーの鉱区の鉱業ライセンスを付与される見通しだ。 ○Trimex、AP州鉱砂採取事業にUS$2.6億追加投資
【ハイデラバード】ザ・ヒンドゥーとビジネス・スタンダードが6月25/26日報じたところによると、鉱物資源の採掘、ソーシング、流通を手がけるドゥバイ拠点のTrimex Groupは、アンドラプラデシュ州Srikakulam県Srikurmamにおける鉱砂採取プロジェクトに24~30ヶ月以内に1200クロー(US$2.61億)を投資する。これは向こう8年間に4000クロー(US$8.7億)を投じて進める事業の一環。現在Srikurmamに設けられた総合的な多種鉱物採取コンプレックスでは年間、チタン鉄鉱20万トン、金紅石6000トン、シルコン6000トン、ざくろ石6000トン、珪線石5万トンが生産されている。