2010-07-05 ArtNo.43596
◆再生エネ企業動静:Photon/XL/Trina/TEDA
【ハイデラバード】ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月30日報じたところによると、マハラシュトラ州MumbaiのBhabha Atomic Research Centre (BARC)では、ソーラ・エネルギーを用いて海水を飲料水に転換するパイロット・プロジェクトが進められており、アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のPhoton Energy Systems (PES)は、太陽熱を用いた日産1000リッターの飲料水製造プラントの建設に着手した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月29日伝えたところによると、XL Telecom & Energy Ltdは社名をXL Energy Ltdに改め、ソーラ・エネルギー事業に本腰を入れる。同社取締役会は7月23日に特別総会を招集し、社名変更と授権資本を30クロー(US$652万)から150クロー(US$3261万)に引き上げる案に対する株主の承認を求める。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月22日報じたところでは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場の中国企業常州天合光能有限公司(CTSEC:Changzhou Trina Solar Energy Company)は、インド・ソーラ・エネルギー市場開拓を目指し、タミールナド州Chennai拠点のGEMAC Energy Ltdと協力協定を結んだ。CTSECは中国でソーラ発電設備の製造を手がけている。
ビジネス・スタンダードが6月14日伝えたところでは、Tamil Nadu Energy Development Agency (TEDA)は、風力発電領域における目標をほぼ実現し、今後はソーラ・エネルギーに照準を合わせる計画だ。TEDAによると、タミールナド州は5000MW(メガワット)の潜在的風力発電能力を有するが、風力発電施設を建設するためにタミールナド州に設けられた41のサイト中26サイトが既に使用済みで、2010年3月までに4889MWの風力発電設備が設置されたと言う。
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