1995-12-19 ArtNo.4357
◆<星>シード・ベンチャーII、S$2千万募集募集完了
【シンガポール】シンガポーリアン・テクノプラナーの絶大な支持を得、次代のテクノプラナー育成を目指すシード・ベンチャーII(シードII)は目標額を500万Sドル上回る2000万Sドルを募集し、先週金曜締め切られた。
サンフランシスコ拠点のウォールデン・インターナショナル・インベストメント・グループ(WIIG)とシンガポール経済開発局(EDB)子会社のEDBベンチャーズ2をスポンサーとするシードIIの主要シェア・ホルダーには、UOBやIPCコープの他、クリエイティブ・テクノロジーの創設者シム・ウォンフー、チャイ・クォンスン、ン・カイワの諸氏、エレテック・エレクトロニクスのタン・ゲー氏、CSAホールディングズのジョニー・ムー氏、エレクトロニク・リソーシズのK.C.トン氏、プレミシス・コミュニケーションズのレーモンド・リム、Boris Auerbuch両氏、シーゲート・テクノロジー創設者の1人トム・ミッチェル氏が名を連ねており、WIIG傘下のシード・ベンチャーズ・マネージメントがシンガポールを拠点に運用する。前身のシード・ベンチャーズLtdと同様、シンガポールにおける成長の潜在性の大きい初期段階のベンチャーに投資される。WIIGのステートメントによれば、多角的な投資戦略の下、技術や生活スタイルの変化を生み出すような投資機会がターゲットとされ、典型的投資対象としてはテクノロジー・ベースの発明や創意性に富んだ製造企業及びサービス企業が挙げられる。また事業家や企業と提携し地域ビジネスのスタート・アップの機会を創出する。既に電子、半導体、インターネット、廃棄物再生、建材事業に関わる8社に210万Sドルを投資、来年第1四半期末までには別に3件の投資を実行する。EDBのリム・スィーサイ局長(MD)は前身シード・ベンチャーズLtdの成功がシードIIに対する関心を高めたとしている。(ST,BT:12/18)
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