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2010-06-30 ArtNo.43565
◆5月の中核インフラ産業成長率5%
【ニューデリー】工業生産指数(IIP:index of industrial production)の26.7%の比重を占める中核インフラ産業6業種の5月の成長率は5%と、昨年同月の3.2%を上回り、5月の工業生産の堅調な成長を暗示したが、見直し後5.4%(当初5.1%)に上方修正された前月の成長率を下回った。IIPは4月に17.6%の高成長を見ており、5月も同レベルの成長が期待できる。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが6月28/29日伝えたところによると、部門別成長率は、セメント8.6%(11.8%)、電気6.4%(3%)、石油精製7.7%(-4.3%)、原油5.8%(-4.3%)、鉄鋼完成品2.5%(2.8%)、石炭0.1%(10.4%)と、過去3ヶ月来初めて6業種が揃ってプラス成長を記録、復調が広範囲にわたることを裏付けた(括弧内は前年同期の成長率)。
この結果、年初2ヶ月(2010/4-5)の中核インフラ産業成長率は5.2%(3.5%)と、やはり前年同期の成長を上回った。部門別に見ると、セメント8.7%(11.8%)、電気6.6%(4.8%)、石油精製6.5%(-4.4%)、原油5.5%(-3.7%)、鉄鋼完成品3.6%(0.8%)、石炭-1.4%(12.3%)と、石炭生産以外はプラス成長を記録した。
5月には、セメントと石油精製が最も堅調な伸びを見たが、6月以降は雨期の到来でセメント生産の成長が鈍化し、9月まで小康状態が続くものと見られる。石油精製は世界的な景気の復調から増勢が持続する見通しだ。石炭と鉄鋼の生産は、6業種の中で最も低調な成長にとどまった。鉄道輸送のネックからCoal Indiaの働率率が87%のレベルにとどまっており、ここ数ヶ月の石炭生産の低調な成長の主因になった。鉄鋼生産に関しては、景気の復調に伴う需要が旺盛なことから、アナリストらは今後成長が加速するものと見ている。
IIPが4月に続き5月も堅調な成長を維持するなら、中央銀行は、金利を引き上げ、インフレを抑制するゆとりができる。このため同行が一層の金融引き締め策を講じる可能性が予想されている。JP Morgan ChaseのアナリストJahangir Aziz氏は、IIPの旺盛な成長が続くなら、食品とエネルギー・コンポーネントを除いたコア・インフレのシナリオ(core inflationary scenario)が一層悪化することから、中央銀行は政策金利を最大150ベイシスポイント引き上げるだろうと予想した。
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