NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2010-06-28 ArtNo.43564
◆食品インフレ16.90%に加速
【ニューデリー】卸売物価指数(WPI)をベースにした食品インフレは6月12日までの1週間に16.90%をマーク、前週の16.12%に比べ加速した。これにより中央銀行(RBI)が金融政策の引き締めを加速させるものと予想されている。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレスが6月24/25日報じたところによると、食品価格指数中、豆類は昨年同期比34.14%、ミルクは同21.12%、果実は同13.55%、米は同6.45%、小麦は同4.21%、穀類は全体として同5.11%、野菜は同4.32%、それぞれ値上がりしたが、野菜の内、ジャガイモは同36.99%、タマネギは同22.42%、それぞれ値下がりした。前週との比較では野菜が8.06%、香辛料が3%、ウラド(urad:豆の一種)/ムング(moong:豆の一種)/茶が各1%、それぞれ値上がりした。
食品と非食品を含む一次産品価格指数は昨年同期比17.60%上昇、前週の16.80%に比べ加速した。
非食品価格指数は昨年同期比18.86%アップした。これは主に繊維が19.77%、鉱物が20.15%値上がりしたため。
燃料/電気/照明/潤滑油価格指数の上昇率は昨年同期比13.18%と、前週と同水準を維持した。ガソリンは昨年同期比18.06%、ディーゼル油は同15.81%、それぞれ値上がりした。
Pranab Mukherjee蔵相は、農業生産が良好なことから、食品インフレが今後沈静に向かうとの見通しを明らかにした。Pronab Sen統計主任(chief statistician)は、比較対象になる昨年同期の数字が高水準に達しているため、6月のヘッドライン・インフレ(総合インフレ)は10%を下回ると予想した。とは言え、インド気象庁は24日、6月1~23日の降雨量が例年を11.1%下回ったと発表した。もし雨期の降雨量が7月に入っても例年の水準に達しないなら、食料生産に影響を及ぼし、食品インフレを過熱させる可能性も懸念される。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.