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2010-06-15 ArtNo.43505
◆4月の工業成長率17.6%マーク
【ニューデリー】今年4月の工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production)の伸びは、資本財部門の73%の成長等に支えられ、昨年12月に記録された過去20年来最高の17.7%に匹敵する17.6%をマーク、7ヶ月連続二桁成長を維持した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが6月11/12日報じたところによると、今年4月のIIP成長率は、昨年同月の1.1%は言うまでもなく、当初発表の13.5%から13.93%に上方修正された前月の成長率も上回り、2010-11新会計年度は好調なスタートを切った。2009-10通年のIIP成長率は10.4%と、二桁成長を記録したが、今年も二桁成長を維持し、通年の国内総生産(GDP)成長目標8.5%を実現する望みも高まった。とは言え、比較対象になる昨年同期のパフォーマンスが低調だったことに伴うベイス効果(base effect)が薄れる6月以降は、IIP成長率の鈍化も予想されている。
今年4月のIIP成長率を部門別に見ると、IIP全体の80%の比重を占める製造業が19.4%(0.4%)、IIP全体の10.47%の比重を占める鉱業が11.4%(3.4%)、IIP全体の10.17%の比重を占める電力が6%(6.7%)と、電力部門を除き、昨年同期の伸び(括弧内の数字)を上回った。取り分け製造業が顕著な復調を見た。
用途に基づき分類(use-based classification)した製造業各部門の伸び率を見ると、製造業全体の35.7%の比重を占める基本財部門は8.8%(4.4%)、製造業全体の26.51%の比重を占める中間財部門は10.8%(7.9%)、製造業全体の28.66%の比重を占める消費財部門は14.5%(-4.6%)、耐久消費財部門は37%(17.6%)、非耐久消費財部門は6.6%(-10.5%%)、製造業全体の9.26%の比重を占める資本財部門は72.8%(-5.9%)と、資本財部門と耐久消費財部門の好調が、製造業全体の成長を牽引した。
全国産業分類(national industrial classification)主要17業種中15業種がプラス成長を記録。取り分け、運輸機器を除く機械/設備部門が55.6%、金属製品/部品部門が51.9%と好調で、かなり長期にわたりマイナス成長を続けてきた加工食品部門も22.9%の成長を見た。しかし飲料/タバコ部門と木材/木製品部門はマイナス成長を記録した。
計画委員会(Planning Commission)のMontek Singh Ahluwalia副議長によると、今会計年度を通じIIPが二桁成長を続けるものと予想される。
Pranab Mukherjee蔵相は「17.6%の伸びはなかなか良好だ。雨期が平年並なら農業と製造業双方の順調な伸びが望める。サービス部門にも成長の弾みが見られる。経済全般にポジティブな影響が望め、2010-11年のGDP成長率は8.5%の成長を実現できそうだ」と語った。ちなみに2009-10年のGDP成長率は当初発表の7.2%から7.4%に上方修正された。
経済の堅調な成長は一方で、設備能力の逼迫を生じさせ、価格上昇圧力を高める。4月のインフレ率は既に9.59%に達しており、アナリストらは中央銀行Reserve Bank of India (RBI)が金利を引き上げる可能性も一層高まったと見ている。
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