1995-02-08 ArtNo.435
◆<印尼>US$90億スマトラ発電事業にレノンも関心
【クアラルンプル】インドネシアの北スマトラ省に75億~90億米ドルを投じて建設することが計画されている石炭発電所にマレーシアの複合企業レノン社も加わる見通しだ。
スター紙が報じたところによれば、独立電力供給業者のシカップ・マネージメント・サービシズSdn Bhd及びマレーシアの民営化電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)は目下、レノン社と詳細を詰めており、これら3社が同プロジェクトの50%のシェアを握ることになる見通しだ。これ以前に同プロジェクトに加わっていたマレーシア企業ワールド・ワイド・ホールディングズBhdは撤退した。残りの50%のシェアを握るインドネシアコンソーシアムにはPTブカカ・テクニク・ウタマ、Aラティフ・コープ、PTバトゥ・バラ・ブキ・アサムが名を連ねている。ASEAN送電網計画の一環でも有る同プロジェクトでは5000メガワットの発電所が建設され、発電された電力は主にTNBとインドネシア電力公社(PLN)に売り渡される。(ST:2/7)
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