【バンガロール】Toyota Kirloskar Motor India Ltd(TKMIL)は、コンパクト・カーEtios(エティオス)の発売に向け部品納入業者ベースをほぼ2倍に拡大する。
ファイナンシャル・エクスプレスが6月10日報じたところによると、TKMILの中川宏社長(MD)は、今年末にはインドの路上を走行することになるエティオスの製造を開始後、サプライヤー・ベースは101社に拡大すると語った。TKMILは現在はカルナタカ州Bangalore/タミールナド州Hosur/タミールナド州Chennai周辺に納入業者67社を擁し、バンガロール工場でFortuner、Corolla、Innovaを組み立てている。エティオス発売後はバンガロールの納入業者は現在の23社から2倍以上の50社に、チェンナイのそれは現在の13社から21社に増やされる。中川氏は、市場の反応次第ではエンジン工場を設ける可能性を示唆した。
一方、ハイブリッド・カーPrius(プリウス)の過去3ヶ月の販売は好調で、予想以上の売れ行きを見ている。ビジネス・スタンダードが8日伝えたところでは、今年3月の発売以来、これまでに80台の注文を受け、内45台を引き渡した。これは月間12台の当初の販売目標を大きく上回る。プリウスのデリーにおける店頭価格は265万~278万6000ルピー(US$5.76万-6.06万)。ハイブリッド・プリウスの購入待ち時間はおよそ2ヶ月で、35~50歳台の医師、実業家、管理職が主要顧客と言う。