1995-12-18 ArtNo.4348
◆<星>インターネット・ユーザー、銀行サービスに関心
【シンガポール】当地インターネット・ユーザーの最もポピューラーな利用法は電子メールだが、今後の用途については銀行サービスに対する関心高いようだ。
マスターカード・インターナショナルが最近当地で催された“インターネット・フォー・エブリワン”展示会の参観者880人(男579/女301)にアンケート調査したところ、53%の者がインターネットによる銀行サービスを支持した。これら支持者の40%は19~29歳、29%は20~39歳だった。しかしオンライン・バンキングを好まぬ者も47%存在し、これらの者の半ばがコンピューターは依然として新しく、信頼できないとしており、29%が電子的エラーの可能性を指摘、26%の者は余りに非人間的と答えた。実際の用途では電子メールが43%でトップ、以下ニュース・サービス28%、調査研究23%と続き、ショッピングは12%にとどまった。オンライン・ショッピングのリストで最も関心の高いのは、コンピューター・ソフトウェアーで、60%の者がオンラインでソフト製品を購入する意思を表明した。ホリデー・ブッキングも40%と関心が高く、以下株式25%、衣料16%、食品11%と続く。インターネットの利用に伴う不安では、データの保護が65%と高く、この他ポルノ(24%)やピラシー(23%)が指摘された。(BT:12/16)
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