【ニューデリー】第三世代(3G)移動体通信周波数域入札成功の余韻がさめやらぬ中、インド電気通信監督局(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)は20日、第四世代(4G)技術あるいは超広帯域(ultra-broadband)技術導入に関する提案書を今年末までに公表すると発表した。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが5月20/21日伝えたところによると、TRAIのJ S Sarma会長はまた2、3ヶ月以内に4Gに関する報告書を発表する方針も明らかにした。それによると、4Gは2G、3Gの後継技術で、ギガビット・スピードの超広帯域インターネット、移動および静止アクセスを可能にし、より高速なダウンロード、高精細度ビデオ・オン・デマンド等のサービスを提供できる。
広帯域サービスに対する需要の伸びが依然低いことに触れ、Sarma会長は全国広帯域サービスに関する報告書(consolation paper)を7月末までに発表すると語った。