2010-05-25 ArtNo.43436
◆11月までに新探査ライセンス政策下の第9次入札募集
【ムンバイ】インド政府は今年9~11月までに新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)下の第9次入札(Nelp-IX)を募集、石油およびガス鉱区45ブロックを競売にかける。
ファイナンシャル・エクスプレスが5月21日報じたところによると、炭化水素総局(DGH:Directorate General of Hydrocarbons)のRK Sinha顧問(生産担当)は20日同紙に以上の消息を語った。それによると、DGHは先月、入札にかけるブロックの選考手続きを開始した。同手続き完了後、環境森林省、国防省、外務省、各州政府等の承認を得る必要があるが、おそらく4~6ヶ月後には入札を募集できる見通しだ。
石油、ガスの探査事業は下降線を辿っているが、経済環境が改善していることから、内外の石油、ガス会社の良好な反応が得られるものと期待している。
Nelp-VIIIでは、石油/ガス鉱区70ブロックと炭層メタン(CBM:coal bed methane)鉱区10ブロックを入札にかけ、全体の55%に相当する36ブロックに応札があった。Nelp-VIIIの投資額は最低13億4600万米ドルと見積もられると言う。
ビジネス・スタンダードが19日伝えたところではNelp-IXの入札は7月に募集される可能性がある。入札にかけられる45ブロックには、Nelp-VIIIで応札がなかったブロックが含まれる。DGHのS K Srivastava総監は同紙に以上の見通しを語った。それによると、DGHとしては7月に入札を募集し、今会計年度第4四半期中にブロックの配分を終えることを目指していると言う。
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