SEAnews 2010-05-21 ArtNo.43432

【ニューデリー】卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)をベースにした食品インフレは、豆類、果実、ミルクが値上がりする中、5月8日までの1週間に16.49％を記録、前週の16.44％を僅かに上回った。
ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが5月20／21日報じたところによると、政府は20日以上のデータを発表した。
一次産品価格指数は前年同期比16.19％上昇、16.76％の上昇を見た前週に比べ0.1％鈍化した。
食品価格指数そのものは前週に比べ僅かに下降した。これは主に小麦が2％、淡水魚、メイズ、緑豆(gram)が各1％値下がりしたため。しかしウラド(urad:豆の一種)、ムング(moong:豆の一種)は各2％、果実、野菜、茶は各1％、値上がりした。
非食品価格指数は、前週に比べ0.4％下降した。これは主に原料ゴムが7％、亜麻仁が2％、トウゴマが1％値下がりしたため。しかし原料ジュートは2％値上がりした。
燃料価格指数は前週と同水準を維持、昨年同期比でも12.33％と横ばいだった。