SEAnews 2010-05-14 ArtNo.43406

【ニューデリー】フランスの小売り大手Carrefourは2～3ヶ月中にデリーにキャッシュ＆キャリー卸売り第一号店を設け、インド・ビジネスを開始する。
エコノミック・タイムズとザ・ヒンドゥーが5月11／12日伝えたところによると、Carrefour IndiaのJean Noel Bironneau重役(MD)は11日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、デリー州Seelampur地区にオープンする5万5000平方フィートの第一店舗には3万種類以上の商品が備えられる。当面完全出資子会社として事業を展開するが、数ヶ月以内に本社がパートナーを発表する。パートナーシップの形態については、フランチャイズ方式を含めなお検討中で、パートナー決定後アグレッシブなインド事業の拡張に着手する。組織部門が全体の5％のシェアを占めるに過ぎないインド市場の成長の潜在性は大きく、長期的収益が見込める。
目下年間1億5000万米ドル規模のインドにおけるソーシングも拡大する。現在は果実、野菜、装飾品等を調達、アラブ首長国連邦や欧州市場に供給していると言う。
巷間には年商860億ユーロのカルフールとKishore Biyani氏のFuture Groupとの提携交渉が間もなく合意に達するとの噂が伝えられている。