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2010-05-11 ArtNo.43394
◆４月のサービス業指数２１ヶ月来最高マーク：HSBC
【ムンバイ】インドのサービス企業の4月の営業額は、新ビジネスとインプット価格の上昇から21ヶ月来の最高をマーク、工業部門の落ち込みを補填する以上の効果を果たした可能性がある。
ファイナンシャル・エクスプレスが5月5日伝えたところによると、上海香港銀行(HSBC)はこのほど、企業400社を対象に実施した『HSBC Markit Business Activity Index(HMBAI)』調査報告書を発表した。HSBC SingaporeのRobert Prior-Wandesforde上級地域エコノミストによると、2010年4月のHMBAIは前月の58.1を上回り、2008年7月以来最高の62.1をマークした。連続12ヶ月のプラス成長を続けるサービス産業は特に昨年半ば以降成長速度を加速、4月には2008年4月以来最も大幅な前月比伸びを記録した。
製造業は4月に前月に比べ僅かな落ち込みを見たものの、ここ数ヶ月の工業生産の二桁成長を維持するのに十分な好調を保った。雇用指数も4月に過去20ヶ月来の最高をマークした。HMBAIのビジネス拡張サブ指数は72.6と、3月の70.3からさらに上昇したが、Prior-Wandesforde氏によると、キャパシティーの逼迫やコスト／価格圧力等から、今後もこうした伸びが維持される可能性は薄いと言う。
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