【ニューデリー】インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)が10日発表したところによると、4月の乗用車(Passenger car)販売台数は14万3976台と、昨年同月の10万3227台に比べ39.48%増加した。
ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが5月10/11日報じたところによると、乗用車輌(Passenger vehicle)の4月の販売台数は昨年同月の13万6026台から18万2181台に33.93%、商用車のそれは同2万9842台から4万9086台に64.49%、三輪車のそれは同20.41%、二輪車のそれは同70万987台から85万5670台に22.06%、モーターサイクルのそれは同56万2349台から65万6119台に16.67%、スクーターのそれは同52.63%、二輪/三輪/四輪車の合計販売台数は同89万4380台から112万81台に25.24%、それぞれ増加した。
二輪/三輪/四輪車の4月の合計輸出台数は昨年同月の10万7424台から20万1543台に87.61%、乗用車輌のそれは同2万9459台から3万7893台に28.63%、乗用車のそれは同2万9307台から3万7479台に27.88%、商用車のそれは同1671台から3888台に132.68%、三輪車のそれは同202.47%、二輪車のそれは同6万7267台から13万2458台に96.91%、それぞれ増加した。
インド自動車産業は4月も目覚ましい成長を記録、新会計年度も好調なスタートを切ったが、製造能力の限界が成長見通しに一抹の陰影を投じている。SIAMの予想では2010-11年の自動車の総販売台数の伸びは2001-10年の26%から10~14%に鈍化する見通しだ。