SEAnews 2010-05-11 ArtNo.43388

【ニューデリー】地元のHindustan Motors Ltd(HML)と技術提携した三菱自動車は近くEvolutionシリーズとスポーツ・ユーティリティー車Pajeroの変形モデルを発売、今会計年度は昨年の2倍、2011－12年度は1万台近い販売達成を目指す。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが5月9日報じたところによると、2009－10年の販売台数は2200台だった。HMLのVijay Kumar上級副社長兼ビジネス主任はOutlander新モデルの発表会の席上、以上の計画を語った。新型パジェロは今会計年度末までに発売される。1998年にインド市場に進出した三菱自動車は乗用車市場におけるプレゼンスの強化を目指しており、今後引き続きより多くのモデルを投入する。エボリューション・シリーズも今会計年度内に発売する。三菱は昨年、エボリューション・シリーズの1乃至2モデルを発売する予定だったが、世界的な景気の後退で見合わせた。
三菱は先週、2.4リッター・ガソリン・エンジンを搭載したアウトランダーを発売した。Bharat Stage IV排ガス基準を満たした同モデルの店頭価格は199万5000ルピー(US$4万4831)と、従来のモデルを7万ルピー下回る。新モデルの月間販売台数を現在の35～40台から80台に引き上げ、月間総販売台数300台を目指す。
全国に40のディーラー網を展開するHM-Mitsubishiは、現在この他に、セダンLancer、Cedia、SUVパジェロ、Monteroを販売している。