2010-05-07 ArtNo.43376
◆Sterlite tech、マハラシュトラ州にUS$20億LCD工場計画
【ムンバイ】Vedantaグループの光ファイバー・ケーブル製造子会社Sterlite Technologies Ltd(STL)は9600クロー(US$21.57億)を投じマハラシュトラ州に液晶表示装置(LCD)製造施設を設けることを計画している。
ビジネス・スタンダードが5月5日報じたところによると、マハラシュトラ工業開発公社(MIDC:Maharashtra Industrial Development Corporation)は、STLに対しAurangabad近郊Shendre工業団地とSolapur県Chincholiの50エーカーの用地をオファーした。州政府筋によると、STLはReliance Industries Ltd(RIL)のガス・パイプラインに近いChincholiの用地を選ぶ可能性がある。
STLのAnand Agarwal取締役兼CEOは州政府に対し、配管を通じた優遇価格天然ガスの10年間安定供給、優遇価格での10MW(メガワット)電力供給、税制優遇、原料輸入税の減免、資本補助、金利補助、その他の優遇措置や、各種手続きのワンストップ認可を求めている。
STLは新工場でガラス基板(glass substrate)も製造、製造した基板の3分の1を輸出する計画だ。
ちなみにVideoconもマハラシュトラ州Navi Mumbaiに8000クロー(US$17.98億)を投じ、LCDと半導体の製造施設を設ける計画で、LCD/マイクロ・サーキット/半導体の年産能力は2億ユニットとされる。
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