2010-05-05 ArtNo.43361
◆NMDC、10月にチャッティースガル製鉄所の建設開始
【コルカタ】国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)はチャッティースガル州Bastar県における年産300万トンの総合的鉄鋼プロジェクトの入札募集手続きに着手、今年10月の着工を予定している。
ビジネス・スタンダードが5月1日伝えたところによると、NMDCのRana Som会長兼MDはBastar県Jagdalpurに設けられた県本部オフィスで同社幹部に以上の方針を語った。新製鉄所はBastar県のNagarnaarに設けられ、NMDCは同プロジェクトに1万2000クロー(US$26.96億)を投資する。
州政府は1990年代初めに同社に403haの用地を割り当て、2008年9月に当時のRam Vilas Paswan化学・肥料・鉄鋼相とRaman Singh首席大臣立ち会いの下に起工式が催された。NMDCは当初着工後36ヶ月で完工、2011年8月までに操業するとしていたが、この日Som会長が語ったところでは、工事の完成には今後なお40ヶ月を要する。設計作業は完了しており、最先端の技術を導入する。Dantewada県Bacheli-Kirandulの同社鉱山から鉄鉱石の供給を受ける。Jagdalpur-Bacheli間に第2鉄道を設け、原料を輸送する。同プロジェクトは少数部族居住地区に直接間接に1万2000人分の就業機会をもたらすと言う。
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