【ムンバイ】Reliance Industries Ltd(RIL)はグジャラート州カンベイ盆地で4つ目の油田を発見した。635平方キロのCB-ONN-2003/1陸上探査鉱区で発見された油田からは日量300バレルの原油が流出しており、『Dhirubhai-47』と命名された。
デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ファイナンシャル・エクスプレスが4月28/29日、RILが28日発表したステートメントを引用し報じたところによると、州都アーマダバードから約130キロのCB-ONN-2003/1ブロックの試掘により2つの炭化水素鉱脈が発見された。このことは今後同鉱区でより多くの油層が発見される可能性を示している。
635平方キロのブロックはA区とB区から成り、RILが100%の権益を保持している。既に全鉱区の2D震探調査が完了、3D震探調査も80%完了している。これまでに14本の探査井が掘られ、内10本はA区、残りの4本はB区に位置している。今後一層多くの探査井を掘る計画だ。油層が発見されたA区のCB1-A-F1井は深度1605メートルまで掘削された。
新油田の発見は政府と炭化水素総局(DGH:Directorate General of Hydrocarbons)に報告済みだが、その商業価値は一層のデータ収集と分析を通じて明らかになると言う。