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2010-04-23 ArtNo.43336
◆食品インフレ17.65%に加速
【ニューデリー】卸売物価を基準にした食品インフレは、果実と野菜の値上がりで、4月10日までの1週間に17.65%をマーク、前週の17.22%比べ僅かに加速した。
ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月22/23日報じたところによると、昨年同期の食品インフレ率は8.16%だった。
前週の価格と比較した場合、果実と野菜は各3%、海産魚は2%、豆類は1%、それぞれ値上がり、食品価格指数は全体として0.7%アップした。また非食品価格指数は前週に比べ0.5%上昇した。
昨年同期の価格と比較した場合、豆類は28.77%、ミルクは22.21%、果実は18.81%、小麦は11.18%、米は9.33%、それぞれ値上がりした。しかしジャガイモは30%、タマネギは6%、それぞれ値下がりした。ジャガイモとタマネギは生産の拡大から過去3ヶ月間に50%以上値下がりした。アナリストはラビ(rabi:春先収穫作物)の収穫物が市場に出回る5月中頃までには、食品インフレが沈静に向かい、その後については雨期の状況次第と見ている。
燃料価格指数は前年同期比12.45%アップ、前週の12.43%を上回った。一次産品価格指数は昨年同期比14.14%アップ、前週の13.88%、昨年同期の6.42%に比べ加速した。
食品、燃料、一次産品の値上がりは、ヘッドライン・インフレに上昇圧力をかけ、中央銀行に7月の定期金融政策見直し以前に一層の引き締め措置を強いるものと予想される。信用格付け会社Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)のDharmakirti Joshi主任エコノミストは、「中央銀行はインフレが沈静に向かうと予想しているが、食品インフレが持続すれば、物価全般の上昇につながり、中央銀行も一層の引き締め策を講じることになる」と予想した。
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