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2010-04-23 ArtNo.43334
◆政府、インフラ投資梃子に9%の成長達成目指す
【ニューデリー】インド政府は、大規模なインフラストラクチャー投資を梃子に、2012年3月末までの第11次五カ年計画期間内に目標とする国内総生産(GDP)の9%成長達成を目指している。
ファイナンシャル・エクスプレスが4月23日、政府筋の消息として報じたところによると、2008-09年のインフラストラクチャー投資はGDPの7.18%と、目標とした7.6%に近い水準に達した。このためインド政府は、第11次五カ年計画末までに同比率を8.37%に引き上げる計画だ。民間部門のインフラ投資はGDPの2.42%を占め、今後一層拡大するものと期待される。
インド政府は第11次五カ年計画期間に5140億米ドルのインフラ投資を目指している。この内民間部門が36%を占める見通しだ。第10次五カ年計画期間のインフラ投資はGDPの5.08%を占めた。過去3年のインフラ投資は106万5828クロー(US$2394.92億)と、目標とした98万1118クロー(US$2204.57億)を上回った。
インド政府は第11次五カ年計画期間の目標GDP成長率を9%に設定していたが、世界的金融危機後、同目標を8.1%に下方修正した。2008-09年のGDP成長率は、それ以前3年間の平均9%から6.7%に鈍化、2009-10年のGDP成長率は7.2%と予想され、2010-11年は8.5%、2011-12年は9%が見込まれる。景気回復に伴う投資情緒の改善から以上の成長目標は達成できるものと予想される。政府は、様々なレベルのインフラストラクチャー・プロジェクトの進捗状況を注意深く見守っている。
第12次五カ年計画期間に関してもManmohan Singh首相は、インフラ部門への投資を今期の205万4000クロー(US$4615.34億)から410万クロー(US$9212.7億)に倍増させることを通じ、10%のGDP成長達成を目指している。
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