2010-04-23 ArtNo.43333
◆Videocon、火力発電事業にUS$67億投資
【アーマダバード】Videocon Groupはグジャラート州、チャッティースガル州、マハラシュトラ州、西ベンガル州等で合計6200MW(メガワット)の火力発電事業を計画しており、3万クロー(US$67.41億)の投資を予定している。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月18/19/20日報じたところによると、Videocon groupのVenugopal Dhoot会長は、このほど以上の計画を明らかにした。
それによると、グループ企業Videocon Powerは6000クロー(US$13.48億)を投じてグジャラート州Pipavav港付近に輸入石炭ベースの1600MW(2×800MW)の超臨界圧火力発電所を建設する。既に用地を買収、金融アレンジも完了し、Bharat Heavy Electricals Ltd(BHEL)に発電設備を発注した。5000クロー(US$11.24億)を投じてキャパシティーをさらに2倍に拡張することも検討している。燃料供給に関してはインドネシアで年産2億トンの炭坑を手に入れた。また1200MWの電力をTata Powerに供給することで合意している。
この他に5000MWの発電プロジェクトを準備している。チャッティースガル州と西ベンガル州Kolkattaに各1200MWの2発電所を建設する。何れも炭坑の抗口に発電所を建設するピットヘッド型で、燃料供給問題は既に解決している。またマハラシュトラ州にも1200MWの発電所を設ける。いずれも内部資金で賄い、今のところ公開公募(IPO)を行う考えはないと言う。
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