【ニューデリー】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、共同で製鉄所を建設するため、韓国のPoscoおよび神戸製鋼と技術協力交渉を進めている。
ビジネス・スタンダードが4月16日伝えたところによると、A Sai Prathap鉄鋼事業担当国務相は国会下院における答弁の席上、以上の消息を明らかにした。それによるとSAILは鉄鋼製造コストを引き下げるため、PoscoのFinex、あるいは神戸製鋼のITMK3(Iron Making Technology Mark Three)技術を導入することを検討、合弁交渉を進めている。何れの技術を用いるかを含め、合弁プロジェクトの最終方針は、技術/経済調査の結果と、関係当局の認可にかかっている。
鉄鋼省のAtul Chaturvedi次官はこれ以前に、SAILとPoscoは、来月末にも、1万5000クロー(US$33.71億)を投じジャールカンド州に鉄鋼プラントを建設する合弁契約に調印する可能性があると語っていた。SAILとPoscoは既に関係覚書を結んでいる。